河本農場様
所在地:北海道網走郡津別町布川
代表者:河本 純吾
構成:河本 純吾さん、 河本 務さん(弟)
作付面積:70ha
作付作物: 小麦23ha、ビート21ha、澱原馬鈴薯18ha、
加工用馬鈴薯4ha、緑肥4ha
facebook. kawamoto.farm
この津別町・布川という地で農業を営んできた河本家。先祖
が残してきた土地・風景そして魂を大事に受け継ぎ、自分達
なりの新しい農業を目指しています。
代表の河本純吾さんにレムケンについてのお話を伺いました。
現在所有しているレムケン製品は、パワーハローコンビドリル(Zirkon 7/300+Saphir 7/300)、カルチベーター(Karat 9/300U)、ブームスプレーヤー(Sirius 9/1600)
レムケンとの出会いはドイツのアグリテクニカに行った時でした。河本さんのお父様も積極的に海外の製品を見て、実際にレムケン社を訪問し製造工程を視察、鉄の材質や構造、性能を納得がいくまで勉強し、津別の地に合う作業機の見極めをしてきました。
河本さんの圃場はとにかく石が多く、それまで使っていた国産のソイルクランブラーは頻繁にシェアボルト切れが発生し、そのたびにトラクターからの乗り降りが大変だったとの事です。
また、パワーハローにしても、他社の輸入物を使用していましたがタインの摩耗が激しく、オイル漏れなどの故障も多く発生していました。
そのような中、レムケンのパワーハローとドリルのコンビネーションを導入しました。今まではパワーハローでの播種床作りと、ドリルでの播種を別々に行っていましたが、コンビネーションの複合作業にする事で適期に播種作業ができ大幅な能率アップに貢献するとともに、土のこなれが良く発芽率も格段に良くなりました。(当時この地域ではいち早くコンビネーションを導入しています。)
これを機にカルチベーターもレムケンのカラットの3m過負荷安全装置付に入れ替え、シェアボルトの交換が必要なくノンストップで作業できるようになり、体の疲労もなくなり作業能率が上がりました。
河本さんはスプレーヤーに関してもこだわりを持っています。当初国産のけん引式の導入を検討していましたが、機動性を重視しレムケンの直装式スプレーヤーシリウス9を導入しました。
シリウスは重心が前方にあるのでバランスが良くスピーディーに作業を行う事ができています。
また、メンテナンスもしやすいのでとても気に入って使っています。
フロントタンク“ジェミニ”の導入を検討しています。
ジェミニは、1000リッターの大容量にもかかわらず
コンパクトに設計されており、圃場での補給回数を
減らすだけでなく、トラクターの前後バランスを常時
理想的な配分に保ちます。
最後にレムケンに対してなにか不満はないですか? の質問に「ん~、性能や耐久性にはすごく満足しているけど、しいて言えば、少し高いかな~、でも維持費がかからないのと効率アップができている事を考えると、その価値は十分ありますよ!」と語ってくれました。