小川農場様
小川農場 様
所在地:北海道美瑛町
代表者:小川 玄大
作付面積:42ha
作付作物: 小麦17ha、ビート7ha、馬鈴薯6ha、小豆・大豆6ha、えんどう豆3ha、
加工用スイートコーン2ha
小川さんは美瑛地区でいち早くレムケン作業機を導入したお客様であり、美瑛に多くのレムケン作業機を広めた草分け的存在となっています。
現在所有しているレムケン製品は、パワーハローコンビドリル(Zirkon 8/300+Saphir 7/300)、カルチベーター(Kristall 9/300)、リバーシブルプラウ(EurOpal 5-4連)、ディスクハロー(Rubin 9/300U)、フロントファロープレス(VarioPack 300)
レムケン作業機を導入するきっかけとなったのは、古いインタートラクターのカタログに、青い作業機が写っているのを見つけ、これは良さそうだと色々と調べた結果、ドイツのレムケン製だという事を突き止め、結局三菱農機さんから購入可能である事がわかり、多くのレムケン製品を導入する事となりました。
また、小川様は人手がいないため、極力手間のかかる作業をやめ、できる限りの効率化を図ってきました。当然精度の高い作業を求めていたためにそれぞれの作業機にはこだわりがあります。
その1.カルチベーター(Kristall 9/300)
最初はカラットを使いましたが、美瑛の急傾斜地で等高線作業を行うと、どうしても谷側に流れてしまうため、3列の爪では左右の耕起に偏りが出来てしまいます。 そこで、2列爪のクリスタルにカラットの爪を装着した特別仕様にしてこの問題を解決する事が出来ました。この爪は美瑛の土質に良く合っており、さらにナイフローラーとの組み合わせで、とてもきれいな仕上がりになると絶賛しています。
その2.コンビドリル(Zirkon 8/300+Saphir 7/300)
まずパワーハローですが、通常小麦播種ではパッカーローラー系が
多い中、パッキング効果の少ないトラピーズディスクローラーを装着
しています。これも美瑛の土質に小麦を播くために非常に良い播種
床ができるとの事。
以前使っていたドリルでは、播種量8kgで時期を遅らせて播いていましたが、レムケンドリルにしてからは、播種量を4kgにし、薄く早播きをしており、これが“きたほなみ”にはベストなセッティングで、収量もコンスタントに10俵以上を維持しています。
小川さん曰く、播種精度が高い事はもちろんの事、何よりもパワーハローの爪が減らない事に驚いています。以前使っていたパワーハローは毎年爪を交換していましたが、レムケンは3年に一度でOKとの事。
最後にレムケンに対してなにか不満はないですか? の質問に、プラウのポイントが減ると、シェアの接合部分に段差ができシェアが減ってしまうため、ポイントを早めに交換するようにしているが何とかならないか?
これは、ポイントが減ってきた時にポイントの裏にシムを装着し位置を高くする事によりポイントとシェアの交換時期を伸ばす事が出来ます。「ん~、なるほど!」と納得してくれました。
小川さんは、今後レムケンのスプレーヤーの導入を視野に入れており、小川さんの希望するスペックに対応するため現在レムケン社と準備を進めています。